No.554, No.553, No.552, No.551, No.550, No.549, No.548[7件]
座標零域
ほどけてほつれてボロボロの布を、パッチワークにするみたいに。好きなもの、たくさん、縫い合わせましょう。
例えば宇宙。一人。自由と眠り、静けさ、そして少し不思議な隣人さん。
――還る場所は自分で作った。
〇世界観
・宇宙人の死について
意識があれば死は何回だって訪れる。基本的に地球に住む人間以外は意識/記憶を保ったまま身体を再生し生き返るが、ごく稀に、全く違う星の生き物として発生することもあるらしい。
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・地球人の死について
地球では、基本的には死は一度のみと信じられている。理由は簡単で、宇宙人と接触することが出来ないからである。地球は宇宙人にとっての地獄。悪いことしたやつは地球行きだと信じられているし、実際、地球の大気は宇宙人には有毒なものであるので、普通の宇宙人はまず近寄らない。
長らく、地球で死ねば、その全ての魂は耐えきれず消失するとされてきたが、ごく稀に、強い魂を持った者が宇宙を少し変えることがある。例えば宇宙人に生まれ変わる。例えば一つ星を発生させる、など。光はこれらを本当にたまたま成し遂げたのである。
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・碧海号について
光の空想から産まれた星である。光の空想の中ではこの星は光のものなので、光の魂がこの星に辿り着くまでの間は強固なバリアで守られていたそうだ。
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〇登場人物
地球人
・歌橋光
うたはしこう
享年18歳¦女¦163cm
一人称:私¦二人称:きみ
現住所:観測可能宇宙、うしかい座ボイド、座標零域、孤立恒星系アステリア、惑星碧海号
死亡回数:一回
地球で生まれ、地球で育ち、地球で死んだ。その辺にゴロゴロ落ちている石ころのひとつ。よくある、普通の人生だった。家族には恵まれなかったが、友達に恵まれ、恋人に恵まれ、幸せだったと思う。
それでも、ずっと帰る場所を欲していた。暖かくて優しくて時に厳しくてもいつでも受け入れてくれるって信じられるような場所が欲しかった。
彼女は言う。
自分の中に留めておくなら吐きたい言葉を吐いていいし、誰にでも邪魔されない創作があってもいい。頭の中は自由だから。私は自由だから。
死んだらそこに還り着きたいと祈る。これは、自分だけの宗教みたいなものなのだと、それを救いにするのだと。彼女には一人で楽しむ創作物があった。
まず、星に住む目的を決めよう。何がいいかな。無難に侵略のため?
でも自分だけの星に他の人はいない。救いの中に他の人を入れると絶対的じゃなくなるから。私は侵略は望んでない。しいて言うなら、一人が寂しい。
じゃあ、交信のため。あるいは、学びのため。学びのためがそれらしいかも。勝手に発展した星の技術を行使して、観測した、地球という星の人間という生き物と交流したかった。いいじゃん。
帰る場所である星には何があるかな。花の枯れた花畑があるといいな。私が管理を怠っているから花も咲かないけど、いつか芽吹く日が来るんだ。私が自分の星の管理に興味を持ったから。
あとは、ポストがあるといいな。ポストがあるってことは家もあんのかな。もし私が先に死んだら、観測可能宇宙/うしかい座ボイド/座標零域/孤立恒星系アステリア/惑星碧海号まで手紙を送ってね。家でゆっくり読むよ。
家には簡単にノートとペンとインク、あとベットがあって、私は眠ることで旅をしている。もちろん、疲れたら旅をしないこともできる。そういう時は目を覚まして、ノートに向き合って記録したり、考え事をしたり、創作をしたりする。別に眠らなくても生きていけたらいい。帰ってきてしまえば、私はもう宇宙人で、地球の人間ではないのだから。
「私は歌橋光。歌って呼んで。……下の名前、好きじゃないんだ」
「君は誰? ここは私の星だけど」
「平穏に暮らさせて欲しいんだけどな……」
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・萩原明菜
はぎわらあきな
18歳¦女¦153cm
一人称:わたし¦二人称:あなた
現住所:地球
死亡回数:なし
光の親友。幼少期、ネグレクトを受けていた光と俊を救い出した張本人であり、二人は彼女に深い恩を感じていた。明菜も二人が大好きだった。
光と俊が死んだのは二人の家族が原因である。明菜はそれを突き止め、罪として突き付けることで復讐を果たそうとしている。現状その復讐のためだけに生きており、酷くやつれているようだ。
「歌ちゃん、俊くん。大好きだよ。……見守っていてね」
「う、歌ちゃんだって、わたしのこと看取るって約束してくれたくせに! 俊くんもだよ、先に死んじゃうんだもん、ありえない、だって、わたし、寂しかったんだから……!」
「……あなた、今二人になんて言った?」
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・歌橋俊
うたはしすぐる
一人称:俺¦二人称:お前
享年18歳¦男¦179cm
現住所:
死亡回数:三回
光の兄。光と共に明菜とその両親に保護されていたが、両親の逆恨みにより、光を庇って先に死亡。現在の消息は不明。明菜のことが密かに好きだった。
なんとかして明菜と接触を図る術を探しており、その間に二回死んでいる。
「歌、朝ごはん出来てるから早く起きなよ」
「明菜ちゃん、いいんだよ、もういいんだ。君は君で幸せになってくれれば、それで、……きっと歌も、……あ、……そっか、聞こえないよな」
「うるせえな、こんなことになるなら、死にたくなかったに決まってんだろ!」
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ベガ隊
・ベガ
18000歳¦男
一人称:オレ¦二人称:アンタ
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:覚えてない
騎士団の命令で、碧海号の地下に眠る「静寂鉱脈」を狙っている。静寂鉱は、砕くと周囲の騒音を吸う。騒がしいごった煮星では、街の騒音対策に喉から手が出るほど欲しいものだ。
元々はもっと過激な星に生まれ、徴兵されて軍にいた。その先で一度死に、ごった煮星で再発生。それからは比較的平和であった。現在の立ち位置を気に入っている。実は臆病で、なるべく死にたくないと思っている。
「観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮騎士団所属、ベガ隊長だぜ〜! 恐れ戦け〜」
「そんなこと言ったって、騎士団長サマが何て言うか分かんね〜ンだもんよ」
「アンタ、変なやつだよな」
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・アルタイル
15000歳¦男
一人称:僕¦二人称:あんた
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:ベガよりはマシ
副隊長兼、ベガのお世話係、と団員たちには揶揄されている。気に入らない。
普段は穏やかで物腰柔らかだが、隊長のことになると急に荒々しくなる。多少雑に扱って良いと思ってるよな、というリゲルの言葉には散々雑に扱われてるんでね、と返していた。
電子機器の取り扱いが上手い。
「隊長〜! 置いていかないでくださいってば〜〜」
「隊長? なんですかこの報告書は。誰がこれ直すと思ってるんですか。隊長? 聞いてますか? 隊長。隊長コラ逃げんな!!!!」
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・リゲル
16600歳¦男
一人称:おれ¦二人称:オマエ
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:数知れず
元々ごった煮で生まれ育っているが、ごった煮の喧騒が合わず、旅立つ口実として騎士団に入った。そのため、遠征の任務が好き。
しかし、他の星に行くのに危険は付き物。仕方の無いこととはいえ、何度も何度も戦っては死んでいれば嫌でも慣れてしまうものだ。
死ぬことの方が、ずっと故郷に居るよりマシなのである。
「なにやってんだあいつら……」
「たいちょ〜、おれ突っ込んで来ましょ〜か?」
「ま、死ぬのにはおれがいちばん慣れてっからナ〜」
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・スピカ
16700歳¦男
一人称:ぼく¦二人称:きみ
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:三十五回
ベガ隊のお食事担当。三度の飯よりご飯が大好き。リゲルとは同期。
元々は料理人だったが、戦争により店が全壊。仕方なく探して見つけた職が騎士団の料理係だった。料理人にも訓練や任務があるなんて知らなかったので応募した。限界が来たらやめようと思っていたが、なぜか訓練に耐えることが出来てしまったので、やめる理由もなくズルズルと続けている。
「ていうか腹減ったっすよ〜! 飯の時間はまだすか〜? 準備しませ〜ん?」
「腹が減っては戦は出来ぬ、ってね〜。ほら、君もどうすか。美味そうでしよ」
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・アルデ
1600歳¦男
一人称:私¦二人称:あなた
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:五回
ベガ隊の観測・記録担当であり、元人間。物静かで自分のことを深く語らないため、良くも悪くも謎の多い男である。手先が器用でものを作るのが好き。彼がごった煮で開発したものは既に数知れず、その技術を買って騎士団長が直々にスカウトしたらしい。
「私は……ただの観測係なので、お気になさらず」
「……歌は、地球に帰りたいとは思いませんか」
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ほどけてほつれてボロボロの布を、パッチワークにするみたいに。好きなもの、たくさん、縫い合わせましょう。
例えば宇宙。一人。自由と眠り、静けさ、そして少し不思議な隣人さん。
――還る場所は自分で作った。
〇世界観
・宇宙人の死について
意識があれば死は何回だって訪れる。基本的に地球に住む人間以外は意識/記憶を保ったまま身体を再生し生き返るが、ごく稀に、全く違う星の生き物として発生することもあるらしい。
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・地球人の死について
地球では、基本的には死は一度のみと信じられている。理由は簡単で、宇宙人と接触することが出来ないからである。地球は宇宙人にとっての地獄。悪いことしたやつは地球行きだと信じられているし、実際、地球の大気は宇宙人には有毒なものであるので、普通の宇宙人はまず近寄らない。
長らく、地球で死ねば、その全ての魂は耐えきれず消失するとされてきたが、ごく稀に、強い魂を持った者が宇宙を少し変えることがある。例えば宇宙人に生まれ変わる。例えば一つ星を発生させる、など。光はこれらを本当にたまたま成し遂げたのである。
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・碧海号について
光の空想から産まれた星である。光の空想の中ではこの星は光のものなので、光の魂がこの星に辿り着くまでの間は強固なバリアで守られていたそうだ。
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〇登場人物
地球人
・歌橋光
うたはしこう
享年18歳¦女¦163cm
一人称:私¦二人称:きみ
現住所:観測可能宇宙、うしかい座ボイド、座標零域、孤立恒星系アステリア、惑星碧海号
死亡回数:一回
地球で生まれ、地球で育ち、地球で死んだ。その辺にゴロゴロ落ちている石ころのひとつ。よくある、普通の人生だった。家族には恵まれなかったが、友達に恵まれ、恋人に恵まれ、幸せだったと思う。
それでも、ずっと帰る場所を欲していた。暖かくて優しくて時に厳しくてもいつでも受け入れてくれるって信じられるような場所が欲しかった。
彼女は言う。
自分の中に留めておくなら吐きたい言葉を吐いていいし、誰にでも邪魔されない創作があってもいい。頭の中は自由だから。私は自由だから。
死んだらそこに還り着きたいと祈る。これは、自分だけの宗教みたいなものなのだと、それを救いにするのだと。彼女には一人で楽しむ創作物があった。
まず、星に住む目的を決めよう。何がいいかな。無難に侵略のため?
でも自分だけの星に他の人はいない。救いの中に他の人を入れると絶対的じゃなくなるから。私は侵略は望んでない。しいて言うなら、一人が寂しい。
じゃあ、交信のため。あるいは、学びのため。学びのためがそれらしいかも。勝手に発展した星の技術を行使して、観測した、地球という星の人間という生き物と交流したかった。いいじゃん。
帰る場所である星には何があるかな。花の枯れた花畑があるといいな。私が管理を怠っているから花も咲かないけど、いつか芽吹く日が来るんだ。私が自分の星の管理に興味を持ったから。
あとは、ポストがあるといいな。ポストがあるってことは家もあんのかな。もし私が先に死んだら、観測可能宇宙/うしかい座ボイド/座標零域/孤立恒星系アステリア/惑星碧海号まで手紙を送ってね。家でゆっくり読むよ。
家には簡単にノートとペンとインク、あとベットがあって、私は眠ることで旅をしている。もちろん、疲れたら旅をしないこともできる。そういう時は目を覚まして、ノートに向き合って記録したり、考え事をしたり、創作をしたりする。別に眠らなくても生きていけたらいい。帰ってきてしまえば、私はもう宇宙人で、地球の人間ではないのだから。
「私は歌橋光。歌って呼んで。……下の名前、好きじゃないんだ」
「君は誰? ここは私の星だけど」
「平穏に暮らさせて欲しいんだけどな……」
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・萩原明菜
はぎわらあきな
18歳¦女¦153cm
一人称:わたし¦二人称:あなた
現住所:地球
死亡回数:なし
光の親友。幼少期、ネグレクトを受けていた光と俊を救い出した張本人であり、二人は彼女に深い恩を感じていた。明菜も二人が大好きだった。
光と俊が死んだのは二人の家族が原因である。明菜はそれを突き止め、罪として突き付けることで復讐を果たそうとしている。現状その復讐のためだけに生きており、酷くやつれているようだ。
「歌ちゃん、俊くん。大好きだよ。……見守っていてね」
「う、歌ちゃんだって、わたしのこと看取るって約束してくれたくせに! 俊くんもだよ、先に死んじゃうんだもん、ありえない、だって、わたし、寂しかったんだから……!」
「……あなた、今二人になんて言った?」
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・歌橋俊
うたはしすぐる
一人称:俺¦二人称:お前
享年18歳¦男¦179cm
現住所:
死亡回数:三回
光の兄。光と共に明菜とその両親に保護されていたが、両親の逆恨みにより、光を庇って先に死亡。現在の消息は不明。明菜のことが密かに好きだった。
なんとかして明菜と接触を図る術を探しており、その間に二回死んでいる。
「歌、朝ごはん出来てるから早く起きなよ」
「明菜ちゃん、いいんだよ、もういいんだ。君は君で幸せになってくれれば、それで、……きっと歌も、……あ、……そっか、聞こえないよな」
「うるせえな、こんなことになるなら、死にたくなかったに決まってんだろ!」
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ベガ隊
・ベガ
18000歳¦男
一人称:オレ¦二人称:アンタ
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:覚えてない
騎士団の命令で、碧海号の地下に眠る「静寂鉱脈」を狙っている。静寂鉱は、砕くと周囲の騒音を吸う。騒がしいごった煮星では、街の騒音対策に喉から手が出るほど欲しいものだ。
元々はもっと過激な星に生まれ、徴兵されて軍にいた。その先で一度死に、ごった煮星で再発生。それからは比較的平和であった。現在の立ち位置を気に入っている。実は臆病で、なるべく死にたくないと思っている。
「観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮騎士団所属、ベガ隊長だぜ〜! 恐れ戦け〜」
「そんなこと言ったって、騎士団長サマが何て言うか分かんね〜ンだもんよ」
「アンタ、変なやつだよな」
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・アルタイル
15000歳¦男
一人称:僕¦二人称:あんた
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:ベガよりはマシ
副隊長兼、ベガのお世話係、と団員たちには揶揄されている。気に入らない。
普段は穏やかで物腰柔らかだが、隊長のことになると急に荒々しくなる。多少雑に扱って良いと思ってるよな、というリゲルの言葉には散々雑に扱われてるんでね、と返していた。
電子機器の取り扱いが上手い。
「隊長〜! 置いていかないでくださいってば〜〜」
「隊長? なんですかこの報告書は。誰がこれ直すと思ってるんですか。隊長? 聞いてますか? 隊長。隊長コラ逃げんな!!!!」
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・リゲル
16600歳¦男
一人称:おれ¦二人称:オマエ
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:数知れず
元々ごった煮で生まれ育っているが、ごった煮の喧騒が合わず、旅立つ口実として騎士団に入った。そのため、遠征の任務が好き。
しかし、他の星に行くのに危険は付き物。仕方の無いこととはいえ、何度も何度も戦っては死んでいれば嫌でも慣れてしまうものだ。
死ぬことの方が、ずっと故郷に居るよりマシなのである。
「なにやってんだあいつら……」
「たいちょ〜、おれ突っ込んで来ましょ〜か?」
「ま、死ぬのにはおれがいちばん慣れてっからナ〜」
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・スピカ
16700歳¦男
一人称:ぼく¦二人称:きみ
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:三十五回
ベガ隊のお食事担当。三度の飯よりご飯が大好き。リゲルとは同期。
元々は料理人だったが、戦争により店が全壊。仕方なく探して見つけた職が騎士団の料理係だった。料理人にも訓練や任務があるなんて知らなかったので応募した。限界が来たらやめようと思っていたが、なぜか訓練に耐えることが出来てしまったので、やめる理由もなくズルズルと続けている。
「ていうか腹減ったっすよ〜! 飯の時間はまだすか〜? 準備しませ〜ん?」
「腹が減っては戦は出来ぬ、ってね〜。ほら、君もどうすか。美味そうでしよ」
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・アルデ
1600歳¦男
一人称:私¦二人称:あなた
現住所:観測可能宇宙、ヘルクレス座=かんむり座グレートウォール、第四百十二銀河団、過密恒星系ガヤ・ガヤ、第三惑星ごった煮
死亡回数:五回
ベガ隊の観測・記録担当であり、元人間。物静かで自分のことを深く語らないため、良くも悪くも謎の多い男である。手先が器用でものを作るのが好き。彼がごった煮で開発したものは既に数知れず、その技術を買って騎士団長が直々にスカウトしたらしい。
「私は……ただの観測係なので、お気になさらず」
「……歌は、地球に帰りたいとは思いませんか」
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